財団からの今月のメッセージ

代表理事 杉林奈賀子からご挨拶(2024年6月)

2024.06.11

2024年6月11日

代表理事 杉林奈賀子より

会員の皆様、こんにちは。

新型コロナウイルスが5類に移行されてから1年。
行動制限がなくなり、ゴールデンウィークは人であふれ普通の日常を取り戻しています。

日本では、今までのように感染者の全数調査が行われなくなり、メディアでもコロナの話を耳にすることが少なくなったように思います。

現在、感染者数は減少傾向にありますが、厚生労働省は31日、全国約5千の定点医療機関から、20~26日に新たに報告された新型コロナウイルスの感染者数は計1万6554人で、1機関あたり 3.35人だったと発表しました。

私たちの大半が、ワクチン接種や感染によってコロナに対して免疫を持っているため、重症化率が下がっているようですが、その効果も時間とともに落ちてきます。

感染時の重症化を防ぐために、ワクチンの定期接種が望ましいが、65歳以上の高齢者など公費助成で無料または定額で受けられる方以外の人は任意接種となり、原則自己負担です。

国の補助がなくなり、さらには副反応の懸念もあることで、接種を控える人が多くいるかもしれません。
しかし、新型コロナウイルスは大変恐ろしい感染症で、まだ消えたわけではないことを忘れてはいけません。

手洗い、うがいなどの基本的な感染予防に加え、ワクチン接種などしっかり対策していきましょう。